10.21.19:32
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05.14.07:42
そりゃ「あの頃のまま」ちゅうワケにはいかんけどね!

たにぐちくんとももだくんとは昭和の頃からのお友達・・・
ももだくんはボクがこの職に就いた第一日目にやって来たお客さんでした。
バイク屋の店員のようなマニアックなナッパ服の
たにぐちくんもおんなじくらいの付き合いになってます。
三人ともそりゃ「あの頃のまま」ちゅうワケに はいかんけどねつもる話は続きます・・・ぜひクリックして続きを読んでくださいね
三人ともそりゃ「あの頃のまま」ちゅうワケに
そらまめの長いファンなら覚えがあると思います・・・
この「子供用」のMXバイク。
いままで適齢期の子供がいる友人ちを渡り歩いて
戻ってきました。
・・・ただの「ガス欠」です。
ここからはたにぐちくんのレポートです
10数年前 行き着けの床屋に、店のインテリア化したバイクがあった
http:// www.hon da.co.j p/news/ 1993/29 31015.h tml
QR50 子供用 モトクロス入門の為の生粋のRACER
床屋の息子に英才教育を施す為のツールだった
時、既に その子は、卓球の世界に足を踏み入れ バイクは卒業しオブジェと化していた

ちょうど その頃 ウチの小僧が、QR適齢期であった為、我が家へやって来たのであった。
近所の造成地で遊んだり、河原のミニバイクコースに持ち込んだり・・・
しばらく遊ばせてもらったが、ウチの小僧は 親の気も知らずひとしきり遊んだら知らん顔
ガチャガチャとキック踏み続けてたら、スコーンと軽くなったキックペダル
地面に落ちてた こんなモノ 壊れるのか?


スクーター系は開けた事もなかったけど、見よう見まねでキックスピンドル交換
子供にバイクを教え、私にスクーター系 作業を教えてくれた QR50
光陰矢の如し 10数年 ほったらかしで、自転車小屋で朽ち果てる寸前でしたが、
先日 床屋に行った際 QRの話になり復活させる事になったのであった。
とりあえず、自転車小屋から引っ張り出し 現状把握 ホコリが堆積し実に汚い


全ては洗車から始まる TPM活動の極意

見た目だけは、それなりにキレイになってきました。
んじゃぁ〜 手始めに、全裸 タンク、シート&RRフェンダーAssy バラし
さすが、レーサー 簡単にバラバラになります 整備性の良さはさすがホンダ
スズキにはない、細かい整備性まで考慮された造り
エアクリーナーもボルト 1本で外れます フタを開けたら案の定 グズグズになったスポンジ
こんなグズグズのスポンジのまま、ENG掛けたら、キャブから吸い込んでエラい事
古いバイクでは、極当たり前なので、想定内の作業 スポンジ造り直し


軽く キックをゆっくり「手で」踏み込む 固着レベルではないけど、
若干、抵抗を感じるので、ちょっとだけオイルをプラグ穴から注入して放置
プラグは不完全燃焼したオイルでベタベタ
ガスバーナーで焼いてカーボン落とし
プラグ掃除や、エアクリスポンジ作製の間にも、ピストン&シリンダーにオイルが廻った頃
軽くキックを降ろしたら、抵抗感が軽くなってる。 これで、気にせずキックが「踏める」
スパーク確認 バチバチっ
若干 火花は赤い気がするが、10数年ほったらかしで
これだけ、火が飛べばOKでしょう
さて 本丸に潜入 キャブのバラしに掛かりましょう


開けてビックリ 鼻を突く強烈なニオイ
さすが10年モノ ガソリン抜かず放置したツケが
フロート内はガム状のオゾマシイ物体に占領され すでに戦意喪失
フロートも まっ茶色 フロート上の壁面もベタベタ
軽く 洗ってOK・・・・くらい思ってた私が甘かった
キャブクリーナーと歯ブラシでゴシゴシやる事 1時間 気持ちキレイになり
メインジットも通ったので、再組しENGに取付 さてENG掛けてみよう〜
キックキック・・・・ 真空跳び膝蹴り〜♪キぃ〜っく キィ〜クッ キックの鬼だぁ〜
古い歌でスンマセン
掛かる気配すらない 「ボロん」とすら 音もしない
もしかしたら 火が飛んでない? 再確認するが、ちゃんと飛んでる
ガソリン行ってない? ドレン開けたら ガソリンは流れる
プラグはベタベタ 乳化したオイルも付着 再度ガスバーナ
この状況を整理すると、オイルポンプは動いてて オイルのみ供給されてる感じ
ガソリンはフロートにはあるが、ガソリンが供給されず、点火できない様な感じだろか?
ああでもない こうでもない してたら、シャリーの先輩 登場 状況を説明したら
「ピストン上から直接 ガソリン入れてみるか」 と・・・
えっ そんな事やっても大丈夫なの? ソレは今までやった事ない
一か八か ガソリン直接注入 そしてキックしたら 「バラァァァ〜ン」と キタァ〜
・・・・けど、すぐにストールしアイドリングまで、行けない
ともあれ、これで多少の光りが射した事に間違いない やはりガソリンが供給されてない
各ポートが貫通してないと思われるので、キャブクリーナーにドブ漬け


ネットで調べてみると、フロートの穴・・・なんの穴か判らんけど、ココが詰まるとダメらしい
余談だが、QRのキャブをモトコンポに付けると速くなるらしい・・・
ドブ漬け 3日 放置 しかし 液の色あんまり 変わってない
メインジットやチョークのポートは抜けたけど、スロー系がまったくダメ
っていうか、コイツ 「スロージェット」がなく ただの筒が刺さっているだけ(圧入)


最初はスロー筒の口まで、詰まってて延々とホジホジ 下側は比較的 広いから
銅線も入れやすいけど、スロー噴出孔は、奥まってて手も入らず 作業性はすこぶる悪い
銅線2本通るのが精一杯 ひたすら ただひたすら ほじくりました
でも最後の2mmが通らない もう1本目のキャブクリーナーがなくなってしまったので、
新しいキャブクリーナー調達 針ノズルに交換し、しばらく洗浄してたら
「つ・ついに 噴出孔からクリーナーが噴出した」
嬉しいね〜 ついに難関突破〜
・・・というか、さすが、「KURE」のキャブクリーナー
1本目は安さに負けて、「コメリ製 キャブクリーナー」550円を買った私が作業を遠回りさせてたのか?
コメリ製・・・もしかしたら、洗浄液レベルだったのか?
部品トレーにキレイになった部品が並ぶと嬉しいね〜
フロート上下させて、ガソリンの出る留まるも確認、他のポートの貫通も再確認し組み付け
上死点 出して 一気にキックを踏み降ろす
「パン パァァァン パリィ〜ン」と、空冷2st 独特の乾燥したエギゾーストがこだまする
小さくても さすが RACER するどい加速と軽い旋回性
小さすぎて乗れたものじゃないけど、楽しさは別モノ
激しく廻る RRタイヤ

そして 床屋に運搬

ダンクはトランポにもなる 運転席側から見るソレは、50ccと思えない迫力 かっちょええ〜

そして店の奥から出てきたオモチャ ヤマハ Pocke コレもお宝
え!! 次はコレするの?

今回の「復活の日」はちょっと難儀しましたが、熱く楽しめました
教訓 ほったらかしにする時は、キャブのガソリン 抜きましょう〜
・・・ただの「ガス欠」です。
ここからはたにぐちくんのレポートです
10数年前 行き着けの床屋に、店のインテリア化したバイクがあった
http://
QR50 子供用 モトクロス入門の為の生粋のRACER

床屋の息子に英才教育を施す為のツールだった
時、既に その子は、卓球の世界に足を踏み入れ バイクは卒業しオブジェと化していた

ちょうど その頃 ウチの小僧が、QR適齢期であった為、我が家へやって来たのであった。
近所の造成地で遊んだり、河原のミニバイクコースに持ち込んだり・・・
しばらく遊ばせてもらったが、ウチの小僧は 親の気も知らずひとしきり遊んだら知らん顔
ガチャガチャとキック踏み続けてたら、スコーンと軽くなったキックペダル
地面に落ちてた こんなモノ 壊れるのか?


スクーター系は開けた事もなかったけど、見よう見まねでキックスピンドル交換

子供にバイクを教え、私にスクーター系 作業を教えてくれた QR50
光陰矢の如し 10数年 ほったらかしで、自転車小屋で朽ち果てる寸前でしたが、
先日 床屋に行った際 QRの話になり復活させる事になったのであった。
とりあえず、自転車小屋から引っ張り出し 現状把握 ホコリが堆積し実に汚い


全ては洗車から始まる TPM活動の極意

見た目だけは、それなりにキレイになってきました。
んじゃぁ〜 手始めに、全裸 タンク、シート&RRフェンダーAssy バラし
さすが、レーサー 簡単にバラバラになります 整備性の良さはさすがホンダ
スズキにはない、細かい整備性まで考慮された造り
エアクリーナーもボルト 1本で外れます フタを開けたら案の定 グズグズになったスポンジ
こんなグズグズのスポンジのまま、ENG掛けたら、キャブから吸い込んでエラい事
古いバイクでは、極当たり前なので、想定内の作業 スポンジ造り直し


軽く キックをゆっくり「手で」踏み込む 固着レベルではないけど、
若干、抵抗を感じるので、ちょっとだけオイルをプラグ穴から注入して放置
プラグは不完全燃焼したオイルでベタベタ

プラグ掃除や、エアクリスポンジ作製の間にも、ピストン&シリンダーにオイルが廻った頃
軽くキックを降ろしたら、抵抗感が軽くなってる。 これで、気にせずキックが「踏める」
スパーク確認 バチバチっ

これだけ、火が飛べばOKでしょう
さて 本丸に潜入 キャブのバラしに掛かりましょう


開けてビックリ 鼻を突く強烈なニオイ

フロート内はガム状のオゾマシイ物体に占領され すでに戦意喪失
フロートも まっ茶色 フロート上の壁面もベタベタ
軽く 洗ってOK・・・・くらい思ってた私が甘かった
キャブクリーナーと歯ブラシでゴシゴシやる事 1時間 気持ちキレイになり
メインジットも通ったので、再組しENGに取付 さてENG掛けてみよう〜
キックキック・・・・ 真空跳び膝蹴り〜♪キぃ〜っく キィ〜クッ キックの鬼だぁ〜
古い歌でスンマセン
掛かる気配すらない 「ボロん」とすら 音もしない

もしかしたら 火が飛んでない? 再確認するが、ちゃんと飛んでる
ガソリン行ってない? ドレン開けたら ガソリンは流れる
プラグはベタベタ 乳化したオイルも付着 再度ガスバーナ
この状況を整理すると、オイルポンプは動いてて オイルのみ供給されてる感じ
ガソリンはフロートにはあるが、ガソリンが供給されず、点火できない様な感じだろか?
ああでもない こうでもない してたら、シャリーの先輩 登場 状況を説明したら
「ピストン上から直接 ガソリン入れてみるか」 と・・・
えっ そんな事やっても大丈夫なの? ソレは今までやった事ない
一か八か ガソリン直接注入 そしてキックしたら 「バラァァァ〜ン」と キタァ〜

・・・・けど、すぐにストールしアイドリングまで、行けない
ともあれ、これで多少の光りが射した事に間違いない やはりガソリンが供給されてない
各ポートが貫通してないと思われるので、キャブクリーナーにドブ漬け


ネットで調べてみると、フロートの穴・・・なんの穴か判らんけど、ココが詰まるとダメらしい
余談だが、QRのキャブをモトコンポに付けると速くなるらしい・・・
ドブ漬け 3日 放置 しかし 液の色あんまり 変わってない
メインジットやチョークのポートは抜けたけど、スロー系がまったくダメ
っていうか、コイツ 「スロージェット」がなく ただの筒が刺さっているだけ(圧入)


最初はスロー筒の口まで、詰まってて延々とホジホジ 下側は比較的 広いから
銅線も入れやすいけど、スロー噴出孔は、奥まってて手も入らず 作業性はすこぶる悪い
銅線2本通るのが精一杯 ひたすら ただひたすら ほじくりました
でも最後の2mmが通らない もう1本目のキャブクリーナーがなくなってしまったので、
新しいキャブクリーナー調達 針ノズルに交換し、しばらく洗浄してたら
「つ・ついに 噴出孔からクリーナーが噴出した」

嬉しいね〜 ついに難関突破〜
・・・というか、さすが、「KURE」のキャブクリーナー
1本目は安さに負けて、「コメリ製 キャブクリーナー」550円を買った私が作業を遠回りさせてたのか?
コメリ製・・・もしかしたら、洗浄液レベルだったのか?
部品トレーにキレイになった部品が並ぶと嬉しいね〜
フロート上下させて、ガソリンの出る留まるも確認、他のポートの貫通も再確認し組み付け
上死点 出して 一気にキックを踏み降ろす

「パン パァァァン パリィ〜ン」と、空冷2st 独特の乾燥したエギゾーストがこだまする
小さくても さすが RACER するどい加速と軽い旋回性
小さすぎて乗れたものじゃないけど、楽しさは別モノ

激しく廻る RRタイヤ

そして 床屋に運搬

ダンクはトランポにもなる 運転席側から見るソレは、50ccと思えない迫力 かっちょええ〜


そして店の奥から出てきたオモチャ ヤマハ Pocke コレもお宝
え!! 次はコレするの?

今回の「復活の日」はちょっと難儀しましたが、熱く楽しめました
教訓 ほったらかしにする時は、キャブのガソリン 抜きましょう〜
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